冷湿布と温湿布どっちがいいですか?
痛くなって間もないのであれば冷湿布、痛くなってからもう随分時間がたっているのであれば温湿布が良いとされます。
冷やすことと温めること
プロ野球選手がデッドボールなどでボールがぶつかったとき、スプレーを吹きかけてるのを見たことがあるでしょうか?あれはコールドスプレーといって急速に冷やすためのスプレーです。ボクシングの選手がラウンド間に腫れた目などを氷嚢で冷やしてるのを見たことがあるでしょうか?これらに共通していることは怪我を負ってから直ぐに処置しているということです。つまり、急性の痛みについては冷やすのが鉄則です。
様々なリハビリの目的で温泉病院というものがあるのを知っていますか?温泉は、怪我を負ってすぐに行くものではないですね。長きにわたって患っている病気に対して行くことがほとんどだと思います。つまり慢性の痛みについては温めることも良い効果が得られることがあります。
湿布を使うことで病気が治るのか
急性の痛みに関して冷湿布を使うと書きましたが、冷湿布には炎症を抑える働きがあります。急性の痛みには炎症を伴うことが多いので炎症を抑える冷湿布は病状を良くする可能性があります。また、痛みについてですが、いずれの方法をとったとしても痛みを一旦無くす事は次の痛みを発生させる時間を延ばすといわれており、治療に有効な手段です。